ユーザビリティエンジニアリング
人が自然に使えるソフトウェアを目指して
業務アプリケーションシステムなどの利用者やWebサイトの訪問者は、自分のやりたいことが容易に実現できることを望んでいます。ソフトウェアが必要な処理を迅速・確実に行う機能・性能面での品質を備えていることはもちろんですが、人が使う以上、ソフトウェアには快適な使用感が求められるはずです。NECソフトでは「使いやすさ」「使ったことの満足感」といった点までを品質(利用品質)と捉え、ユーザビリティエンジニアリングの技術開発・適用推進を進めています。そして「機能品質」だけでなく「利用品質」にも優れたソフトウェアの開発を目指しています。
「ユーザがどう使うか」を考えるところから始まる
ソフトウェアの用途によって利用者像は様々に変わりますが、ユーザビリティの向上は、利用者の職種や年齢、操作の習熟度などを考慮し、その利用者にとって本当の使いやすさはどこにあるのかを考えるところから始まります。人間工学や認知工学に基づいて、人間の行動や認知のしくみを分析、理解し最適なユーザインタフェースを追求していきます。 例えば、アイコンの意味や色づかいの改良、スクロール機能やメニュー/タブ機能の最適化などを繰り返し行うことでユーザビリティを高めると、利用者のストレスを軽減し、作業効率の向上やミスの防止が可能になります。これを一層推し進め、使うときの「気持ちよさ」や「驚き」「感動」といった利用者が感じる感性的満足度までを取り込んだソフトウェアの開発を進めていきます。
ユーザビリティを高める活動
Webシステム、ソフトウェア開発における利用品質の管理プロセスは、人間中心設計プロセスとして国際標準化されています(ISO13407/JIS Z8530)。VALWAYテクノロジーセンターでは人間中心設計の考え方に基づいたユーザビリティ技術の社内啓発活動を実施するほか、様々なソフトウェア開発プロジェクトに対してユーザビリティに関する支援活動を推進しています。ユーザビリティ向上の取り組みは要求定義など開発の上流段階から行うことが重要で、開発プロセス全体を通じてスパイラルに向上させていくことが求められます。

現在、当社の標準開発プロセスの中にユーザビリティ・プロセスを組み込む作業を進めており、そのためのドキュメント整備や、ユーザビリティに関する各種ツール開発を行っています。これによって、各事業部のユーザビリティに詳しい技術者が優れたユーザインタフェースを実装し、人に優しいシステムの提供、さらなる顧客満足度向上が可能になります。











