OSS(オープンソースソフトウェア)
世界中の開発者に役立つソフトウェア環境を提供
ソースコードが公開され、一定のライセンス条件を満たせば自由に無料で使用し、内容の改良も行えるOSS(オープンソースソフトウェア)は、コンピュータ・知的資産の利用形態の1つとして期待を集めており、普及・実用化が進んできました。Linuxに代表されるOSSは、特定のベンダーに依存しない情報システムの構築が可能なため、官公庁や大学での導入が進み、企業でも積極的に採用する例が増えています。
NECソフトはVALWAYテクノロジーセンターにおいて、OSSの理念に賛同し自由闊達な開発コミュニティへ積極的に参加するとともに、高まりつつあるお客さまのニーズに応えるためOSSベースのシステム構築、ソフトウェア開発環境へのOSSの適用を進めています。
優れたソフトウェアをOSSとして開発し公開
現在では、オペレーティングシステムから、データベース、開発環境、オフィスアプリケーションまで様々なソフトウェアがOSSで提供され、それらを構成するモジュールや、ツールも多岐に渡ります。ユーザは自由にこれらを組み合わせて使用することができますが、NECソフトはOSSの受益者であると同時に貢献者であるべきだと考え、自社が持つテクノロジーとノウハウによってOSSベースのソフトウェアを開発・公開しています。その代表的な例が、Javaベースのリッチクライアント開発環境J-alcedoです。
J-alcedo
J-alcedoは、Java開発環境のデファクトスタンダードである「Eclipse」のプラグインとして動作する、クライアント/サーバシステムの統合開発環境(IDE)です。OSSとしてSourceForge.netで公開しています。データベース管理ツールや視覚的に優れたプログラミング環境、豊富なランタイムライブラリの整備によって、Eclipse RCPベースの高機能なリッチクライアント・アプリケーションを容易に開発できる環境を目指しています。
研究者がCommitterとして選ばれるなど、コミュニティ活動に積極的に貢献
VALWAYテクノロジーセンターのエンジニアは、世界中のエンジニアが集まるオープンソース・コミュニティに積極的に参加しています。Eclipseのコミュニティ「Eclipse Foundation」では、NECソフトがEclipse DTP(Data Tool Platform)プロジェクトにデータベース管理プログラムを寄贈しており、その開発メンバーであるVALWAYテクノロジーセンターのエンジニアがCommitter(コミッター)に選ばれました。CommitterとはOSSのマスター・ソースコードに修正を加える権限を持つ開発者です。それ以外のContributor(コントリビュータ)から寄せられたソースコードを検証し、採用するかどうかを判断する重要な役割を担っています。
- ※Eclipse FoundationのCommitterになるためには、十分な貢献実績と技術力、他のCommitterからの推薦が必要で、日本からはまだ数名程度しか選ばれていません。
OSSのノウハウを蓄積し自社ビジネスに応用
OSSへの取り組みを通じて得られた技術やノウハウは、NECソフトが手がけるSI事業や様々なソフトウェア開発に活かされ、お客さまのニーズに合わせたソリューションの提供へと役立てられます。











