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2007年07月04日 日本電気株式会社NECソフト株式会社

セキュリティ対策が不備なPCを社内ネットワークから隔離する「InfoCage PC検疫」の発売

~併せてNECグループに日本最大級の無線LAN検疫ネットワークを構築~

 NECおよびNECソフト株式会社は、セキュリティ製品「InfoCage(インフォケイジ)」を強化し、自社のセキュリティポリシー(ルール)を満たさないPCを社内ネットワークから隔離し、治療を行う「InfoCage PC検疫」を新たに製品化し、本日から販売活動を開始いたしました。なお、新製品の出荷開始は8月1日を予定しております。

 新製品は、NECの「CapsSuite(キャップススイート)/PC検疫システム」とNECソフトの「SecPilot(セックパイロット)」の両セキュリティ製品を統合強化したものであり、「InfoCage Networkシリーズ」の協調型セキュリティを実現する中核ソフトウェアとして販売するものです。協調型セキュリティとは、PCやサーバ、ネットワークなどそれぞれのセキュリティ機能を相互にかつ自動的に連携させることで、システムのセキュリティを強化するものであります。例えば、複数の社内ネットワークに接続されているPCの情報漏えい対策の適用状況、セキュリティパッチ適用やウイルス対策状況などを自動監査し、警告指示やネットワークからの隔離を行います。
 このたびの新製品は、(1) 暗号化機能、不正アプリケーション起動抑止機能の動作状況監査などのセキュリティマネジメント機能の強化、(2) トレンドマイクロ社製品やファイアウォールアプライアンスとの連携による対応検疫方式の多様化、(3) 最新OS Windows VistaやNAT(Network Address Translation)環境への対応など動作プラットフォームの拡大、といった強化を図っております。

 また、新たにシスコシステムズ株式会社(以下、シスコ)、アラクサラネットワークス株式会社の2社が製品開発を主眼とするソフトウェアパートナー制度「InfoCage WORKS」に加入いたしました。これにより各社のネットワークセキュリティ製品とInfoCage PC検疫が連携・協調することによって、お客様に最適な検疫ネットワークを提供することが可能になりました。
 アラクサラネットワークス社のスイッチ製品との連携協調により、IEEE802.1X方式の検疫方式による検疫システムを提供いたします。また、今後両者の製品間をつなぐAPIを定義し、より密な検疫シシステムの開発を進めてまいります。
 また、シスコの自己防衛型ネットワーク(Self-Defending Network:SDN)と協調してまいります。具体的には、Cisco Catalyst スイッチと連携して、ユーザ認証と状態認証を同時に実施する検疫システムを提供いたします。

 NECおよびNECソフトでは、新製品を利用したNECグループ無線LAN向けPC検疫システムの構築を完了し、7月より順次運用を開始いたしております。NECグループの無線LANは、アクセスポイント数約3000台、クライアント数約10000台からなる日本最大級の規模の社内ネットワークとなっております。

 新製品の提供価格は、最小構成で92万円(税別)からとなっております。NECでは協調型セキュリティの関連ビジネスにおいて、2009年度までに600億円の販売を見込んでおります。

 新製品の主な強化内容は以下であります。

1.マネジメント機能の強化

1)監査機能の強化

  • クライアントセキュリティ対策ソフト「InfoCage PCセキュリティ」と協調し、従来のセキュリティパッチ適用、ウイルス対策ソフトの状況だけでなく、USBメモリなどのリムーバブルメディアの利用許可設定や自動暗号化機能設定、不正アプリケーション起動抑止機能設定などを検疫ポリシーとして設定することが可能。
  • InfoCage 不正接続防止と連携し、InfoCage PC検疫エージェント未導入PCをネットワークから遮断。
  • ウイルス対策ソフトを20種類まで同時チェック・指示が可能。マカフィー社製品、シマンテック社製品、トレンドマイクロ社製品、エフ・セキュア社製品などに標準対応。
  • 接続時だけでなく、ポリシー違反のPCの業務ネットワーク接続状況をリアルタイムで監査可能。
  • ネットワーク上でエージェント未導入のPCの発見が可能。

2)冗長化対応

  • リファレンスPC機能を強化し、基準となるPCが複数配置(冗長化)可能となり、可用性を向上。リファレンスPCとは、情報システム管理者が通常使用するPCの設定情報を社内のセキュリティポリシーの基準PCとし、同機の情報を参照して自動で社内の他PCへのポリシー更新を可能にするためのもの。

3)管理機能強化

  • ユーザに対してWindowsの重要な修正プログラムや累積的セキュリティ更新プログラムを一元的かつ自動的に配布するツールであるWindows Server Update Services(WSUS)の設定を自動で支援する機能を追加し、運用負荷削減。
  • 監査状況、監査結果などをユーザのPC画面上に強制表示させることで、自動的にユーザへセキュリティポリシーの更新を指示。

2.対応検疫方式の拡大(連携協調方式拡大)

  • NEC製ファイアウォールアプライアンス Express5800/SG300との連携協調
    ファイアーウォールのアクセス制御リスト(ACL)をコントロールすることにより、ポリシーを満たさないPCのアクセスを遮断。
  • トレンドマイクロ社の「ウイルスバスター コーポレート エディション アドバンス(以下、ウイルスバスターCorp.)」との連携協調
    ネットワークに接続されるPCがセキュリティポリシーを満たさない場合に、ウイルスバスターCorp.のクライアントファイアウォールへネットワークへのアクセス制御を行うクライアントファイアウォール方式の検疫システムを提供。

3.動作プラットフォーム拡大
 最新のクライアントOS Windows Vistaに対応。その他、社内のIPアドレスを用いるNAT環境下のPCも検疫可能とした。

 近年、企業においてはコンプライアンスを強化するため、社内ネットワークの管理体制やセキュリティレベルを向上し、ウイルスによる情報漏えいなどを未然に防ぐ“検疫システム”が注目されつつあります。NECでは、こうしたニーズに対応するためセキュリティ対策製品として検疫ツールCapsSuiteを提供してまいりました。
 NECでは今後も、検疫ツール市場No.1(※)の強みと自社での運用ノウハウを活かし、更にネットワークセキュリティ分野の有力ベンダとの連携を進めることにより、協調型セキュリティを強化し、安全かつ安心な社会の実現に貢献してまいります。

 新製品の概要については別紙をご参照下さい。

 今回の発表にあたり、アラクサラネットワークス社、シスコシステムズ社、トレンドマイクロ社から以下の賛同コメントを頂いております。(50音順)

アラクサラネットワークス株式会社 マーケティング本部 本部長 滝安 美広
 アラクサラネットワークスは、今回のInfoCageシリーズとアラクサラネットワークス製品との連携協調により、クライアントPCのセキュリティ対策の向上に寄与し、安全・安心なICT環境の維持に貢献するものと確信しております。
 特にアラクサラネットワークスで普及を進めている、Java APIによるネットワーク制御を実現するOAN(オープンオートノミックネットワークキング)とInfoCageの検疫システムの連携により、次世代のネットワーク基盤であるビジネスNGN実現を加速してゆけるものと考えます。

シスコシステムズ株式会社 Channels オペレーションズディレクター 中村 共喜
 シスコシステムズは、日本電気株式会社の「InfoCage PC検疫」の出荷開始を心より歓迎いたします。セキュリティ ソリューションは、品質の高い製品をポイントごとに供給するだけではなく、ネットワーク全体にセキュリティが組み込まれ、連携することが非常に大切です。この度、日本電気株式会社の「InfoCage Networkシリーズ」とシスコ 自己防衛型ネットワーク(SDN)が連携協調することにより、多くのお客様に広範囲なセキュティ対策をネットワークシステム全体に提供可能となることを大いに期待しております。

トレンドマイクロ株式会社 エンタープライズ営業本部本部長
バイスプレジデント 大西 基文
 トレンドマイクロ株式会社は、日本電気株式会社の新製品「InfoCage PC検疫」の発売開始を歓迎いたします。
 Webを通じて連鎖的に感染を広げる不正プログラム「Webからの脅威」への対策が急務となるなか、検疫システムの導入によるウイルス感染の予防は企業にとって有効な手段であるといえます。大幅に機能強化された「InfoCage PC検疫」とトレンドマイクロの企業向け総合セキュリティソフトウェア「ウイルスバスター コーポレートエディション アドバンス」が連携協調することで、より多くのお客様のセキュリティレベル向上に寄与できることを確信しております。
 トレンドマイクロは今後も「InfoCage WORKS」に基づき、NECとの協業を深め企業のセキュリティ強化を支援してまいります。

以上

  • (※)富士キメラ総研「2006 ネットワークセキュリティビジネス総覧」よると、国内の検疫ツール部門においてトップシェア(44.4%)を達成。
  • 新製品に関する情報:http://www.nec.co.jp/cced/infocage/
本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 第一システムソフトウェア事業部

電話:03-3456-3248 / eメール: info@mid.jp.nec.com

NECソフト カスタマーサポートセンター

電話:0120-632-364 受付時間 9:00-19:00(土日祝日は除く) / eメール: info@necsoft.com

本件に関する報道関係からのお問い合わせ先

NEC コーポレートコミュニケーション部 矢代

電話:03-3798-6511 / eメール: y-yashiro@bc.jp.nec.com

NECソフト 人事総務部 秘書広報室 江川、寺田

電話:03-5534-2214 / eメール: press@necsoft.com

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