品質推進活動
ソフトウェアの品質管理は、IT企業である当社にとってもっとも重要な経営課題の一つです。よりよい製品・サービスをお届けするために企業全体で品質の向上に取り組んでいます。
SIフレームワークの活用
NECソフトでは、「品質向上」と「生産性向上」を目的に、社内で共有できるSIフレームワークの構築・維持・展開を進めています。SIフレームワークは管理フレームワークと開発フレームワークの2つに大きく分類できます。
- 管理フレームワーク
- 管理作業のプロセスを標準化するフレームワークです。ISO 9001に基づく品質マネジメントシステムを基礎にして、プロセス改善と品質の向上を図っています。具体的には、経営者の指示のもと、6つの全社品質目標(「不採算プロジェクトの撲滅」、「上工程バグ摘出率向上」、「本番後品質向上」、「クレーム回答時間短縮」、「納期遵守」、「顧客満足度向上」)を掲げ、プロセスの改善・品質向上に向けて取り組んでいます。
当社では1996年からISO 9001に基づく品質マネジメントシステムの構築に着手し、事業部単位でISO9001認証を取得しました。また、2002年11月には全社統一でISO9001認証を取得しました。 - 開発フレームワーク
- NECが推奨する開発フレームワーク(SDE)や、当社がまとめたオープン系の開発フレームワーク、あるいは事業領域ごとの開発に適した開発フレームワークなどを適用し、生産性だけでなく開発品質の向上と均質化を図っています。
- ※SDE (SystemDirector Enterprise):NECグループで培ったオープン技術を用いたシステム構築における開発方法論、開発基盤、サポートサービスを体系化したもの
品質会計制度
NECソフトは、NECグループで実施している品質管理手法「品質会計制度」を2002年に導入して全社への定着を図り、上工程でのバグ摘出を品質目標管理項目の一つにして、レビュー浸透と質の向上を図ってきました。
ソフトウェア開発ではパートナー企業のパワー活用が不可欠であり、パートナー企業とともにお客さまに提供するシステムの品質向上に取り組んでいます。具体的には上工程でのバグ摘出率を向上させ、本番後の障害発生ゼロを狙っています。今期は特に、プライムパートナー企業に対し品質管理手法、レビュー技法等を指導強化し、上工程における品質確保に一体となって取り組んでいます。
プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)制度
問題プロジェクトの早期発見と問題解決によって提供製品の品質を保証するために、部門PMOと全社PMOの二段階で受注審査やプロジェクトレビューを行い、組織的に対応できるようプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)制度を導入しています。これにより、問題プロジェクトの早期発見、早期治療を実現し、プロジェクト品質の向上を通して、提供製品の品質確保に努めています。
プロジェクトナビゲータ(PN)制度
プロジェクト管理を支援し、プロジェクトマネージャーを補佐するNECソフト独自の技術者制度として「プロジェクトナビゲータ制度」を設けています。プロジェクトナビゲータは、プロジェクトマネージャーがプロジェクト管理に専念できることを目的に、プロジェクトの立ち上げからサービスインまで、そのプロジェクトに参加して、プロジェクトマネージャーを補佐する形で管理作業を支援する人員で、新しい専門職(NECソフト独自の技術者)としての位置付けで取り組んでいます。主な役割は以下の通りです。
- 管理標準の構築と運用の徹底
- プロジェクト管理データの収集・分析、分析結果の報告
- プロジェクト報告業務等の代行













