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情報システム部 部長
宗形 恵 様

ホススティングで社内情報システムを安定運用

福島県郡山市に本店を構える総合食品卸売業の佐藤株式会社では、本社と24支店間をネットワークで結び(インターネット接続を含む)、メール、Web、グループウェアなどの社内情報システムを再構築しました。再構築にあたり、地域密着型で信頼性の高いNECフィールディングのホスティングサービスを導入。短期間でシステムを構築し、24時間365日の安定した稼働を実現しています。システムには、優れた安定性とコストパフォーマンスからLinuxが採用されました。

プロフィール

佐藤株式会社

本社 福島県郡山市中町2-7。1860年(万延元年)創業。加工食品、冷凍食品、砂糖、粉、酒類、ビールなどの総合食品卸売販売。北関東から東北一帯にかけて24支店を有する。全支店に配送センターを完備。地元では、商標の“ボーキ”を加えて“ボーキ佐藤”で親しまれている。

Linuxにより短期間でシステム構築

佐藤株式会社が社内情報システムを再構築するきっかけは、1999年に同社が業務改革へ取り組んだことでした。基幹系業務システムはそのままにし、外付けという形でグループウェアをはじめとする情報系のシステム構築を計画しました。

同社情報システム部ではY2K問題対策に総力をあげて取り組んでいる時期でもあり、新規にシステム構築するだけの人員と時間的な余裕はありませんでした。そこで将来的な安定運用を視野に入れて、サーバーの設置から運用・管理・保守を一括して代行するホスティングが可能なパートナーを探すことにしたのです。ところが当時地元では、機器を預かるだけのハウジングサービスはあってもホスティングサービスはあまり見当たりませんでした。

「当社では将来の拡張性も考慮に入れ、社内情報システムを再構築した後には得意先から仕入先までを一体化し、情報共有できるネットワーク構築を計画していました。そのことを含んだホスティングの要望をベンダーの方たちに説明しても、どこからも無理だと断られるばかりでした」と情報システム部の宗形恵部長。

「できない」という話ばかりの中で、唯一「ユーザーと一緒になってやりたい」と言ってくれたのがNECフィールディングだったのです。地元にホスティングセンターがあって、完全なアウトソーシングが可能であるばかりか、自社に合わせたカスタマイズが可能であったことが選択のポイントで、2000年春からプロジェクトがスタートしました。

まずNECフィールディングでは、長期的な運用管理においてコストパフォーマンスに優れ、また導入にあたってもNECソフトでの実績とノウハウがあり、技術的にも保証されたLinuxをOSに採用したいと提案。佐藤株式会社からは、「そのような推奨があるなら」と積極的に受け入れていただきました。

2000年夏には早くも、メールサーバー、Webサーバー、グループウェアサーバーが立ち上がり、本格稼働に入りました。「自社でシステム構築を行ったら、短期間で情報インフラが整えられたか疑問であり、ホスティングサービスの活用は成功であったと思っています」(宗形部長)。

迅速な情報伝達による業務改革の推進

現在システムは本格稼働し、本店と24支店間の社内情報共有化が急速に進んでいる状況です。メール、ホームページ、掲示板、スケジュール、所在確認から始まって、文書管理も実施しています。これらの稼働に当たっては、NECフィールディングによる講習が随時繰り返され、社員約500名への導入展開がスムーズに図られました。

導入以前は、支店とのコミュニケーションは紙やFAX、電話で行い、文書も24支店分コピーして郵送していました。郵送だと翌日にしか情報は伝わらなかったものが、現在では瞬時に伝わるようになりました。

伝達は基本的にメール、文書閲覧、掲示板、回覧、伝言を使用し、社内連絡のための電話、FAX、文書送付は極力使用せずに、経費の削減を図っています。情報伝達をスムーズに行い、会議、ミーティング、情報収集に費やす時間を削減し、社員が本来の業務に専念できるようにすることも目的でした。社員の異動にともなうメールアドレスの設定、削除、追加は、すべてNECフィールディングにより行われています。

グループウェアの運用においても、本店の担当者のスケジュールはいうまでもなく、支店の担当者がどこで何をしているのかがリアルタイムに把握できるようになりました。これまで管理情報と実際のスケジュールが必ずしも一致していない面も見られたのが、これにより両者の整合性が大幅に向上しました。スケジュールは、1週間単位で更新していくようにしています。

「グループウェアをはじめとする機能を24時間享受できることによる効果は図り知れません。しかもウィルス、LAN、クライアント構成の監視業務も安価に利用できるメリットは非常に大きい。こちらの要望をすぐ実現できるのも、地域密着型ホスティングサービスの良いところだと思います」(宗形部長)

今後はモバイルの導入が課題であり、業務担当者が直行直帰できるようにしたい考えです。その前提として仕入・在庫・販売情報をデータウェアハウス(DWH)として集約化している最中です。また各支店の業務担当者が蓄積している販売ノウハウをナレッジマネジメントで吸収するために、イントラネットの構築も進めています。本店にデータを集約することで支店の事務作業を軽減し、支店は販売業務に集中できるわけです。またサプライチェーンマネジメント(SCM)を進展させ、社内だけでなく得意先や仕入先を一体化した、情報共有によるセンター化構想も考えられています。

地方問屋の魅力は、地場の情報を握っていることにあります。問屋機能としての商流、物流がどんどん変化していく中で、佐藤株式会社では今後は情報流の機能確立を一層図っていくことになりそうです。

要望に柔軟に対応できる地域密着型ホスティングサービス

NECフィールディング(株) 東北支社長代理兼営業部長 黒部 幸次 様

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NECフィールディング(株)
東北支社長代理兼営業部長
黒部 幸次 様

佐藤株式会社様は20年来のNECフィールディング(東北支社郡山支店)のお客様であり、NECコンピューターを長くお使いいただいています。IT化への強い意向があり、2000年夏にメールやグループウェアを全支店に取り入れました。その際、将来的な管理工数の増大に対応するとともに、より基幹業務に集中できるようにするためにも完全アウトソーシングしたいという意向でした。いろいろ検討されて選ばれたのが、機器の導入から管理、保守まですべてを委託する当社のホスティングサービスです。当社のホスティングサービスの第1号ユーザーが同社ということになります。

システムの構築に当たっては、NECソフトがソフト部分を担当してシステム環境づくりを行い、当社がそれ以外のネットワーク環境を含むハードウェア構築及び運用設計を受け持ちました。当社のホスティングサービスは、メニュー化された他のサービスと異なり、お客様のご要望に対して自由にカスタマイズできる地域密着型が大きな特徴になっています。また、お客様へのIT関連講習などの面でもきめ細かな対応が可能です。

OSとしてのLinuxの採用は、安価でシステム構築が可能なことや、カスタマイズの自由度、安定性、今後の成長性などを考慮して提案いたしました。NECソフトは、Linuxを使ったシステム構築において確かな技術力があり、お客様のご期待にお応えすることができました。

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ホスティングセンター

佐藤株式会社様にご利用いただいているホスティングサービス(一部Linuxでないものも含む)は、メール、Web、グループウェア、ウィルス監視サービス、LANネットワーク監視サービス、クライアント構成監視サービスの機能です。24時間365日体制でサービスをご利用いただくために、安定した運用を心がけています。同社では今後、イントラネットを構築し、受発注の登録からDWHの活用、モバイルによる在庫確認などをもとに、SCMからカスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)へと大きな期待が寄せられております。こうした基幹業務への進展が求められる中、今後とも良きパートナーとしてNECソフトと協力し合いながら佐藤株式会社の業務推進にお役に立てればと思います。


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